アップヘアーに!
★まずは、娘のヘアーから取り掛かり、髪飾りは、家にあるものを使用。アクセサリー、コサージュなども髪飾りとして使えますので、それも使って、2人のヘアー完了。
昔のように髪を巻いてクセをつけたりしなくても、襟足をスッキリ上げ結び、トップ部分にヘヤ―ピースでボリュームをつけ、毛先を遊ばせて飾りをつければOK!簡単にできるでしょう。
2人同じヘヤ―スタイルには出来ませんので、妹のヘアーは、少しハデ気味に華やかに、姉の方はストレートの付け毛で清楚な感じに仕上げてみました。
写真を見せられないのが残念です(^_^:)
娘に着付けを!
いよいよ着付けになりますが、まず最初にトイレに行ってもらいます。着物を着た方なら分かりますよね。和装姿でのトイレ利用は結構大変です。若い人なら尚更。(長い袖が床についたり、裾周りがモゴモゴしていたりなど処理の仕方がよく分かっていないようです。)
★肌襦袢、足袋までは自分でしてもらい(着物の時は、ずん胴体型のほうがいいので、それに合わせて体型補正をして下さいね。)長襦袢(半襟を縫い付けておくこと)から着せていきます(左が手前になるように)。ポイントは、背中中心をきちんと合わせ、襟(襟芯を忘れずに)を握りこぶし程度あけて衣紋止め(またはクリップ)で固定します。若い方の場合、襟を抜きすぎたり、開きすぎたりしないように気を付けてください。襟元(衿の合わせはのどのくぼみがわずかに見える程度に)を合わせたら崩れないように胸の下あたりで腰ひもを結んで、あと伊達締めを巻いて下さい。
★長襦袢の上から長着(振袖)を着せ(伊達襟を長着内側に付けておきます。)衿先をもち、左右を前正面で合わ背中中心を決め(長襦袢の襟より1cm程度上にして長襦袢の襟と合わせてめで衣紋止めで留め直しをします。)上前の裾を右足の脇に合わせ、着物を着たときの丈と幅を決めると同時に上前のおくみせんを足小指の端に合わせる。上前の位置を動かさないようにして一端上前を左に広げ、下前を添わせ右足のふくらはぎに着物がつくように褄先を10cmほどあげて下さい。(裾つぼまりにする)上前のつま先を少し上げながら合わせて腰紐で結びます。(腰紐はヒップのふくらみの上を通るよう後ろ上がり、前下がりに)
おはしょりになる部分を整えますので、脇下の空いた部分(身八つ口)から手を入れて後ろのたるみを伸ばし、前のたぶついた部分のしわも伸ばします。左右の衿を身体の中心で合わせます。(背縫いが背中心にくる。)長襦袢の襟、伊達襟(4〜7o程度)振袖の襟(振袖の衿は後ろ長襦袢よりも1cm高く、首の横で同じ高さに、衿の根元で長襦袢を2cm程度出す。)と重なります。(長襦袢の半襟が白でなく刺繍入りもありますので、襟の重なり具合は、その時々に合わせて下さい。)
襟元崩れ防止にコーリンベルトを使うといいと思います。左の身八つ口にコーリンベルトを入れ、バストポイントの下と衿の交差する位置で衿を整えてから留め、コーリンベルトを背中にまわし、右も左と対照に上前の衿先を挟んで留めて下さい。(おはしょりが一重になるように下前を折り上げるのを忘れずに)前身ごろ(コーリンベルトの上下)のシワは両脇にひっぱり、背中のシワも同じように両脇へひっぱって伸ばし、後ろの身頃を前に引っ張り、前の身頃をその上にかぶせるように重ねます。おはしょりを整えたら(おはしょりは上前一枚だけにする)伊達締めをしめます。
おはしょりの長さは帯下から指1本分程度にして下さい。
※背縫いが身体の中心にきているか、背中にシワがないか、全体を見て、裾つぼまりになっているかをチェック!
帯!
★姉には「胡蝶結び」の形を少し変えて、花のように羽を広げた蝶が優雅に舞っているように結び、上の羽根の間から帯飾りの花をつけてみました。
帯揚げ、帯締めは、同色の朱色系(伊達襟も同色)にして、帯締めは、変わり結びにしました。
★妹には、「花文庫結び」の形を少し変えて、帯を屏風たたみにする時に、4枚の羽根のうち、上になる羽根2枚をやや小さめに、下の羽根の2枚の片側を長めにして結び、上2枚の羽根を心もち上向きに広げ、下の長いほうの羽根にたれる帯飾りをつけました。花が咲いた感じの可愛らしい文庫にしました。
帯揚げは薄めの黄色系(伊達襟も同色)にして、帯締めは黄緑と朱系の色が半々になっていましたので、同様に変わり結びにしてみました。
※帯飾りをすれば、結んだ帯の雰囲気も変わって、一層華やかになりますよ。
朝から2人の娘のヘアー&着付けに、とても疲れましたが、自分の手で楽しく、また綺麗に支度をしてあげられ事ができて良かったです。記念写真を写しも綺麗に仕上がり、娘達も、とても喜んでくれました。
着物と帯の格の違い!
[着物の序列]
@礼服:振袖・黒留袖・色留袖・三つ紋以上の色無地
A準礼服:訪問着・付け下げ訪問着・吉祥文様の友禅小紋・付け下げ小紋
B街・家庭着:小紋・御召・紬・ウール
※織りより染めの着物のほうが格が上
[帯]
@丸帯:帯の中で、最高の品格があり、第一礼装の時に使用します。(花嫁の本振り袖用に織られています。)表裏がなく両面とも総模様で、金襴・銀欄・錦織・つづれ織りなどがあります。高価なのであまり一般では用いられていません。
A袋帯:丸帯と同格用いられる格の高い帯です。織りの技法や模様は丸帯と同じですが、表は、六通柄(全体の6割に模様)が多く、振袖・留袖・訪問着・付け下げ・色無地などに最適です。他におしゃれ袋帯もあります。
B名古屋帯:織り帯と染め帯があり、略式の帯とされており礼服用には不向きですが、錦織・緞子(どんす)織りなどの格の高い帯は、訪問着・付け下げなどに締めて略礼服用としてもOKです。染め帯は、織りに比べると趣味性が高いので、紬や小紋などの外出着に使用。染めの着物には織り帯、織りの着物には染め帯が一般的です。
※着物と違って、染めよりも織りの方が格が上。