坐骨神経痛は・・・!
坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)という言葉!近所のおばさま達との井戸端会議中に、よくに耳にしますし、テレビや雑誌などでも見聞していますが、中年の私自身も時折、腰が・・・アレ?と思う事もあり、もしかしておばさま達が話していた症状に似てる?チョッと不安に思うことがあります。でも、2〜3日後には疼きや重い腰が治まっているので少し安心はしていますが・・・!
私達は、この坐骨神経痛っていう言葉を普通に使っていますが病気の名前なの?いいえ、実際は違うようで、坐骨神経痛自体が病気の名前ではなく、症状に付けられた呼び方で、医学的な病名ではないようです。でも、坐骨神経が圧迫され、それによって起こる神経痛で、臀部から太ももの後面、ふくらはぎやかかと・くるぶし、足のうらの方まで痛みや下肢のしびれが出たりし、もっと症状が悪くなると知覚鈍麻や歩行障害などが起こることもあります。ただ、一般的に症状軽い場合、我慢できないほどの激痛ではないため、病院に行かずに我慢している方が多いようです。
坐骨神経は、末梢神経の中で最も太く一番長い神経で、第4.5腰神経と第1〜3仙骨神経からなり、梨状筋(りじょうきん:仙骨の筋肉)の下を通って大腿後面を下行し、膝の裏で総腓骨神経(そうひこつしんけい)と脛骨神経に分かれます。つまり坐骨神経痛は、神経が腰椎(ようつい)の隙間から出て骨盤をくぐり抜け、お尻の筋肉から神経がでる間の何処かで、圧迫やしめつけなどの障害を受けたりすると症状が生じてくるようです。そのため坐骨神経痛の症状が出たら、原因となる坐骨神経痛の種類や性質などの鑑別をする必要があり、また、妊娠すると坐骨神経痛が起こりやすくなったり、若年層と高年層で原因が変わってくるという特徴があります。
坐骨神経痛の原因&裏に潜む疾患?
坐骨神経痛の原因には、背骨・筋肉・内臓に問題があります。
◆椎間板ヘルニア・椎間板すべり症・変形性脊椎症・脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)など背骨に問題があると椎間板や変形した骨が坐骨神経を圧迫して痛みやしびれなどが発症します。
◆大腰筋など腰部筋肉の緊張・梨状筋症候群(お尻の筋肉の緊張)など筋肉に問題があると腰やお尻の筋肉が坐骨神経を圧迫して痛みやしびれがなどが発症します。
◆まれに、糖尿病・動脈硬化・腫瘍・うつ病など内臓などの問題で発症することがあります。
坐骨神経痛の原因に多い筋肉疲労の特徴!
坐骨神経痛の原因に多い筋肉疲労の特徴!
ぎっくり腰やデスクワーク・ハードな運動などにより同じ姿勢を長時間していたり、筋肉疲労でコリができ、そのコリが坐骨神経痛を引き起こしやすくしてしまいます。
病院でMRIなどの精密検査を受けても、筋肉の問題で引き起こされた坐骨神経痛は見落とされがちです。そのため、MRIを受けても異常ないと医師に言われた場合、このタイプに多いようです。
筋肉による坐骨神経痛の特徴として、激痛が腰からお尻→太もも→ふくらはぎ→足首にかけて広範囲に及ぶことが多いです。
また、仮に椎間板ヘルニア・椎間板変性症など背骨の変形などの原因による坐骨神経痛と診断された場合でも、背骨の状態が不安定なため、腰やお尻の筋肉が骨をガードしようとして緊張し、筋肉にコリを作ったり、血流が悪くなったりする事で、ますます坐骨神経痛の症状が悪化し、悪循環を作り出してしまいます。
みのもんたさんも手術を受けた脊柱管狭窄症!
腰椎(腰の骨)や頚椎(首の骨)に起こる可能性があり、狭窄の部位によって症状の違いが出る場合もあります。
◆脊柱管狭窄症の症状
・歩いていると下肢に痛みやしびれ・張りが出て、足が前に出にくくなり、休みながらでないと歩けない。
・前かがみになると楽になるが腰を後ろへ反らせない。
・仰向けで寝ているとしびれが出てくる。
・脚に力が入らなく、スリッパが脱げやすい。また、足の裏を触っても、直接触っている感じがしない。
・脱力感があり(特に午後からひどくなる)お尻や下肢がジリジリと引きつれた感覚で不快感がある。
・腰痛がある。
・肛門周囲のしびれや排便・排尿のコントロールしずらい。(危険な状態ですので病院へ行く事をおススメします)
脊柱管狭窄症の状態が長期化は避ける必要があり、特に50歳代頃からこの疾患は多く見られます。食生活や生活習慣などが悪いと、その影響が体にでます。また、30歳代の若い人でも脊柱管狭窄症になります。
手術をした場合には、術後リハビリをして、日常の生活動作が出来るようにします。また、症状が軽度の場合、物理療法や薬物の処方・神経ブロックなどで、痛みを緩和させることができます。